『考えの育て方 知的生産のデジタルカード法』
倉下忠憲さん
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2023/11/03 購入
2023/11/07 読了
▼読んだきっかけ
うちあわせcastでScrapboxについて書かれた本だ、という話があり興味が湧いて購入。倉下さんの『Scrapbox情報整理術』の続的なものと認識して読み始めた。
▼読んだあとの感想
Scrapboxについて書かれた本、とはまさにそうで期待通りの内容だった。少なくともここに書かれた内容は、ほとんどがすでに知っている内容だったが(『すべてはノートからはじまる』や『知的生産の技術』に書かれた内容と重なるところが多い)それらを体系的に整理して書かれた本として満足のいく内容だった。
現代の『知的生産の技術』といってもいいかもしれない。
▼メモ
「アイデア」とは、「既存の要素の異なる組み合わせ」である
「アイデア」とは、「その時点では具体的な用途が決められないちょっとした思いつき」である
カードは「脱文脈的に書く」
カードには<一つのことを書く>
カードに<要約タイトルをつける>
カードは<他人が読んでわかる文章で書く>
カードは常に未完成でいい
カードを書くことで「その内容について考え続けること」ができるようになる
知的生産とは「頭をはたらかせて、何か新しい事柄(情報)を、人にわかる形で提出すること」
リンクをつけるときは「このことについて未来の自分が考える時に、どんな情報が一緒に表示されたら嬉しいか」を意識する
https://scrapbox.io/files/6570619013d01c00237d2149.jpeg